オブはあなたの周りにいっぱいいます。どこにでもいます。どこをみてもオブはいます。
茶化してすみません(でも真実ではないでしょうか?)
オブは、オブジェクトの略で、正確に言えば「BFDI」というアニメをもとにして作られたキャラクターのことです。
BFDIシーズン1のイントロ。
BFDIは2010年から始まったウェブアニメです。BFDIは「Battle for Dream Island」の略です。内容的には、擬人化された生活用品とかの物たちが、
タイトル通り、「ドリームアイランド」という島をめがけて戦うってやつです。
(まあドリームアイランドをめがけて戦うのはシーズン1だけのことだけど…)
BFDIじたいはTotal Drama Islandというアニメをもとにしたアニメで、それもSurvivorというリアリティーショーをもとにしたアニメで…なんだよこの連鎖・・・・
このアニメを元に、いろんな人々が自分の「BFDI」を作り始めました。代表的な例とすれば、BFDIと長い間仲良くしている「Inanimate Insanity(II)」でしょう。 (最近シーズン4が始まったばかりなんすよ。)僕自身はあまりInanimate Insanityを見ませんが、BFDIほどの名誉を持っています。
Inanimate Insanity シーズン2。なんか画質高ない
「BFDI」を元に作ったアニメのことを「オブジェクトショー」と言います。そして、それにまつわる界隈のことを
「オブジェクトショーコミュニティー」、略してOSCと呼びます。
オブジェクトショーは「BFDI」を元に作ったアニメと言いましたが、別に内容がBFDIに似ていなければいけないというわけではありません。オブジェクトショーは広義の用語です。まあ「BFDI」から明らかに影響を受けた、 物の擬人化がいるアニメととらえていいでしょう。
といっても、オブジェクトショーには種類があります。それは、BFDIのようにリアリティーショーみたいな感じか、また全然そうじゃないか、またその何かしらの混合体です。
代表例をだすと、「LOVE OF THE S*N」(maluesLOTS)はぜんぜんBFDIのようなリアリティーショーの要素がないオブジェクトショーです。
その一方、「ONE」(hfjONE)のような、リアリティーショーの要素にひねくりを入れた
オブジェクトショーもあります。でもこのようなオブジェクトショーはまれだと思います。ちなみにどちらもおすすめですどっちも見て下さい
左・・・maluesLOTS。右・・・hfjONE。
バクテリー2019が一分弱で描いたOSCのイメージ
ああ、そうですね…元凶はBFDIシーズン4(BFB)でした。それは、「4」と「X」が初めて現れたシーズンで、オブジェクトショーの世界にまた新しい種族の概念が誕生しました。
シーズン4前期の4はイカれている。
といって、4とXがここで誕生したわけではありません。この子たちの存在は、BFDIよりも古い、「X Finds Out His Value」(略してXFOHV)といった、 学生(BFDIの作者)が何らかの課題で作った代数学を教える動画から来ます。あなたが中学生だったらこれを見たらいい復習になるでしょう。これはただの余談です。
まあ4とXの影響を受けてある人々は「ほかの数字はどうだろう」と妄想し始めるわけです。妄想にとどまっていました。 BFDIの作者(以後Jacknjellify(JNJ)と呼ぶ)が登録者60万人を記念に動画を出すまでは。そうして、ほかの数字の存在が認識されたと いうわけです。
それ以降、登録者記念の動画を通して徐々に数字が出てきました。ファンの間では、このキャラクターたちのことを「algebraliens」(発音:アルジェブレイリアン)と呼ぶようになりました。
由来は英語の「代数学(algebra)」と「宇宙人(alien)」を組み合わせたものです。本当にかわいい名前ですね。
登録者記念の動画を通して、アルジェブレイリアンの世界が作られていきました。OSCのなかでも、アルジェブレイリアンが特に好きな人々の界隈もできました。(僕もその界隈の一人です。)
今では、アルジェブレイリアンは4とXのような要素を持っているキャラクター全般を言います。大体何かしらの「文字」ですが、物理的な物でもいます。
JNJのチャンネルで出てくる数字たちはもちろん、
ほかのオブジェクトショーにも出てきています。
左・・・"It's time for the"のクロック。右・・・"Animatic battle"のエクスクラメーションマーク。
随時思い付きで追加するかもしれません。オブジェクトショーは本当に多いです。何かを忘れている気がする。。。。
オブジェクトショーが初めてならまずはBFDIを見るのが普通ですけど、「初めてのオブジェクトショー」は何にするべきか、OSCの中では一時議論となっていました。OSCの中ではIIや、ONEなど、BFDIじゃないオブジェクトショーから OSCに入ったという人も所々います。(ONEを楽しみたいなら少しオブジェクトショーの知識がいるため、ちょっと微妙ですが。。。)
正直BFDIもシーズン1はだいぶ年季が入っているため、現在のBFDIの「質」には勝らないでしょう。個人的には好きであればどれでもいいと思います。
じゃあ個人的に好きなオブジェクトショーを紹介します。だいぶOSCのなかでもニッチなものもありますが。。。
ただし、英語がわからないと全部見れないかもしれません。(BFDIに関しては有志による翻訳がありますが)
頑張って勉強してください。
BFDIのなかで日本人にはちょうどいいかなと。アニメーションは手描きで、独特なユーモアがあります。最新のシーズン5のTPOTもありますが、そっちはストーリ性が重いので、BFDIを見るならここからが一番いいと思います。
ちなみにキャラクターがとてつもなく多いでが、それぞれ個性があります。自分の推しを探してはいかが?
LOIRL氏による字幕付きの日本語訳があります。
なぜ前期と後期に分けているかというと、BFB16でシーズンが「分かれる」からです。自分で見てみてください。
BFDIから見るならここから見るのもおすすめ。とにかくおかしくて楽しい。でも、ストーリ性がないわけではない。BFDIの中でも一番「BFDI」っぽいかも。これは2013年に休止したシーズン2である"BFDIA"がやっと再会 したものである。
日本語訳なら有志がグーグルドキュメントで作ってくれたものならあるけど、 動画版はちょっと待たないといけないかもしれない。
ミステリアスで、現実味のあるオブジェクトショーです。リアタイで見ている時はすごかったなあ… cheesyHFJ氏(作者)のユニークな感性が現れています。
上に書いた通り、これはすこしオブジェクトショーに慣れてないと本格的に楽しめないと思います。でも、オブジェクトショーを全く見たことがなくても、謎が徐々に明かされてゆくのが面白いです。
残念ながら日本語訳がありません。
これもオブジェクトショーによくある「リカバリーセンター」という概念がわからないと本格的に楽しめないかもしれません。でも、内容自体、世界観がユニークで面白いです。SFが好きな人とかは好きかも。
残念ながら日本語訳がありません。
ユーモアがあって面白いオブジェクトショーですが、謎だらけで、そのギャップが面白いと思います。クロックの動作が面白い。ファンの中では様々な考察が飛び交っています。
残念ながら日本語訳がありません。
ユーモアが独特でちょっと慣れが必要かもしれません。。。。でも、いろいろなキャラクターがいて面白いです。とにかく楽しいオブジェクトショー。たびたび重い要素もありますけど。
残念ながら日本語訳がありませんもうおわかりのとうりでしょう。ないんですってば。あったらおしえてください。
ここからはもっとニッチな領域に入ります。
アルジェブレイリアン好きがアルジェブレイリアン好きのために作ったアルジェブレイリアンのオブジェクトショーです。世界はJNJの数字の世界(Equation Playground)をオマージュしていて、 アルジェブレイリアンをみたい!という方には本当におすすめします。アルジェブレイリアンショーは増えてほしい。
残念ながら日本語訳がありません。
もっと評価されるべきだと思います。内容がカジュアルだけど少し「哲学的」で、ビジュも音響も(個人的に)最高です。四人のオブジェクトがゆったりとした世界の中で過ごしているのを見れます。
残念ながら現在日本語訳がありません。でも雰囲気だけでも素晴らしいオブジェクトショーだと思います。
ちなみにこのオブジェクトショーにウェブサイトがあります。
投稿日:2025年7月18日
最終更新:2025年7月18日